はじめから富士山へ

今や私のバイブルとなっている本の著者、小林正観さんが著書の中で仰っていること
「はじめから富士山へ」
勿論、ここでいう富士山というのは、例えなのですが。

富士山に登りたいが、自分は足腰が弱いから、500m級の山からチャレンジして、身体を鍛えて
徐々に高い山を目指す。。。
というのではなく・・・(笑)

登りたければ、最初から富士山に登ればいい。
もし途中で体力の限界が来たら、そこで下山すればいい。
また次にチャレンジすればいい。

富士山に登りたい…という夢の本体があるなら、最初から、富士山に。
と、いうことなんですね。


何かを達成しなければ、夢の本体を目指してはいけない…という考えを捨てる。


やりたいことがあるなら。
それそのものを目指せばいい。
実にシンプルな考え方だ…と思う。

そして、私はこの考え方が好きなんですよね。

__________

私には、かなり前から描き続けている夢があります。

それは、多目的アート・劇場空間をプロデュースしている…というもので
そこでは、どんな試みも可能で、ありとあらゆるジャンルのアーティスト達の交流の場になり
様々なイベントを発信して、様々なアーティストの作品を「そこ」から発信していきたい。
そして私自身もそんな中で作品を発表し続けたいし、踊っていきたい。


そんな劇場空間をプロデュースするには、莫大な資金が必要
だから、少しずつ進んで行くんだ。。。

と、ずっとずっと思っていたんです。



Dansageの空間に出会って「夢」に一歩近づいた!と感じました。
実際にそれまでの生活から激変しましたし、、、
やりたいことが「スタジオがあることで」こんなにも形にしやすいなんて本当に凄い!有難い!と感激でした。


ダンスのクラスやWSを開講して、スタジオパフォーマンスを開催して
そして空いているところは、スタジオレンタルを…。
と、こんな感じでスタートさせて頂いたのですが…
何か分からなかったのですが、違和感があったのです。ほんの少し。


やっていることは、他のダンススタジオと変わらない。。。と、こんな思いが私の頭に。。。
そうやってスタジオを運営していって、いつか資金が集まったら…夢の本体に…なんて思っていたんですね。


ふむ。。。


そんな私を「はっ!」とさせるイベントがありました。
昨年秋、横浜ZAIMで開催させて頂いた「Vody-act FESTIVAL」です。
初の試みで右も左も分からないような状態で無我夢中だったのですが
あのZAIMに通う5日間の間、ずっと「これだ」という感覚でおりました。
プログラムは、殆どがダンス作品ではありましたが、演劇や音楽、展示やそれらとのコラボレーション
様々なジャンルの作品に触れた時に…「夢の本体の原石」を感じることが出来たのです。


そして、私の夢が「コレ」であるならば「コレ」に繋がる活動をするべきだ。。。とも思ったんです。


__________


これまでちょっとした違和感を感じていたスタジオ運営も
何処に向かいたいかというベクトルで全てを考えてみると
様々なアーティストの方と「スタジオで出会う必要がある」・・・ということにすぐに辿り着きました。


そこで思い切って、一般の方々へのスタジオレンタルを辞め
スタジオ独自の「レジデンスアーティスト制度」をスタートしようと思いました。

只今そのガイドライン作りをしているところです。

内容は、アーティストの方への「クリエーションの場を無料で提供する」ということなのですが
(スタジオの空き時間にスケジュールを組み、スタジオを使って貰う)

勿論誰にでも提供する、というものではなく。
日程が正式に決定している公演に向けてのクリエーションの場を提供するもので
公演のチラシや企画書、活動履歴(過去のチラシ等も提出して頂きます)
過去の作品ビデオ、そしてホームページ等、情報発信をどのようにやっているか等
審査したり、面接したり、こちらの条件を提示して
お互いに同意をした上で…ということにしないといけないと思います。
(きっとWSやクラスをやって頂く機会もあることでしょう)

ご近所迷惑になるようなお稽古では続かないと思いますし。
自分さえ良ければというアーティストの方(人に迷惑をかけても気付けないような方)には無理でしょう。

それに、無料で場を提供するということで、スタジオ管理(鍵開け、戸締まり、お掃除等)をお願いすることになると思うし。

勿論、私も活動しているのでそこは話し合ってスタジオを使って行きます。
そしてスタジオを運営して行く為に、クラスが中心であるというところはこれまでと同じです。


「多目的アート・劇場空間をプロデュースする」
「ありとあらゆるジャンルのアーティスト達の交流の場」
「様々なイベントを発信して、様々なアーティストの作品を発信する」


これが私の富士山(笑)なのだとしたら・・・


登ればいい


やりたいことがはっきりしているなら
向かいたいところが何処なのかはっきりとしているのなら
今「富士山」に登って行くべき。


登っていいんだよね。。。


そして、実はもう「富士山」に登れるんだよね。
昨年秋「Vody-act FESTIVAL」が出来たということは・・・
夢そのものが叶ってきている
ということ? でしょう?


あら・・・。



「富士山」は遥か彼方にあると思い込んでいましたねぇ。


実は、目の前にあった・・・ということですか。


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この記事へのコメント

やんくん
2009年02月15日 16:04
いつもいつもここで元気もらってます。
ほんとに見ていてすがすがしい気持ちになります。
毎日がぶっつけ本番の人生なのに、ついつい日常をおろそかにしてしまう私...。
スケールの違いはあるけれど、はっきりと夢を自覚してないけど、私もシャンとしようと思えました。
ありがとう。
PS.私も正観さん大好きです~!私はこれといって目指すものがはっきりしてないので「頼まれごとを引き受ける」ことを地道に実践しています(*^_^*)
あんな
2009年02月16日 01:28
やんくん、そう言ってくれて嬉しいです。
なんだか勇気づけられます。有難う。
私、シャンと出来ているのかどうか、疑問ではありますが、、あらふぉー人も元気もりもりで踊っています!やんくんも元気もりもりで頑張ってね!

「頼まれごとを引き受ける」ってのは、これがなかなか難しいよね。
偉いなぁ・・・やんくん。
心にゆとりが無いとギシギシして自分のことで精一杯になってしまう。

いつまでも心にゆとり、豊かさがあって欲しいですね。

eno
2009年02月16日 13:45
あぁ、ほんとうですね。
それでいいんですよね。

またひとつ、いただきました。

ありがとうございます。
はやくエノも
杏奈さんに渡せるものができるように・・・


杏奈さんの富士山登頂にお手伝いできることがあれば
声かけてやってください(^^)
半熟卵
2009年02月16日 14:44
いつもありがとうございます。
富士山の高みを眺めて、雄大なお姿にパワーを頂いている1人です。

私も10年以上前に今の夢を思い描き始めた時、「まず頂上に旗を立てろ」と言われた事がありました。
そこに旗を立てていれば、今は道が見えていなくても、時期が来たら自然に足元に「道」があるはずだからって。
10年たって、やっとその意味が分かりかけてきたところです。

今後も影ながら応援させてくださいませ。
あんな
2009年02月17日 14:45
■eno
有難う嬉しい言葉です。
そして、また近いうちに会えたらいいですね。
enoも、enoの富士山へゴーですぞ。


■半熟卵さん
いつも素敵な言葉を有難うございます。
「頂上に旗」素敵。そこを素直にじっと見ていられたらいいんですよね。
「道」はおのずと現れる。。。
おお、何か発表会作品の「道」の解釈と同じ。。。
これもシンクロですね、きっと。

心と身体のベクトルがクリアに向かいたい方向に向いていれば
必ず現れるのでしょうね。

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