2週間

Dansageの発表会が終わって2週間が経ちました。
すぐに次の本番があった人、少しお休みするという人、すぐにレッスンを再開して
スタジオでがんがん踊ってくれている人、色々といて楽しいです。


私もほんの少しお休みして1日とちょっと帰省して(笑)
そして直ぐに音楽座の舞台稽古に入り、発表会の余韻に浸る間もなく次ぎの仕事をしておりましたが
8月になりDansageも新しいスケジュールになり、少し落ち着いてきて・・・
2週間経って、今になってようやっと色んなことを思い出しています。


ここで今だから言える、裏のことなどを。。。(笑)


+++


私が今回の発表会で気をつけた事は、、、

■全体の上演時間

休憩を除いた合計が2時間を絶対に超えないように
それはそれは気をつけておりました。

発表会となると、出演者がチケットを手売りする訳ですから当然出演者のお友達やお知り合いがいらっしゃいます。
あまりに長い時間上演していると「友達の出てる作品だけ観る」というようなこともあるやもしれず
席を立たれるお客様が続出するおそれがある。

全てのお客様に発表会の全てを集中して観て頂くには
2時間が限界ではなかろうか・・・というのが私の考えなんですね。

勿論、内容の濃い映画やオペラ等は3時間、4時間あるものもありますが・・・
発表会は全てが短編で、その都度集中のギアチェンジを行う必要がある
だから全体で2時間を超えるとお客様を疲れさせてしまう恐れがある。

だからここは最も気を使ったうちのひとつであります。


発表会はスタジオの、、、そしてスタジオでクラスを持っている先生方のスタイルを
沢山の方にアピール出来る「プレゼン」の場でもあるので全てのお客様に観て頂くことは
私達にとって物凄く重要なことでもあるのです。。。



■出演者の意識

これは特に通し稽古から厳しく(笑)言い続けていたことなんですが・・・

『自分が出演する発表会が、、、どのように始まり、どのように終わっていくのか、その流れをしっかりと感じてください。』

と、、、、これはとても大事なことだと思っていて

ダンサーさんて、自分の出演している作品が終わると、先に帰宅してしまったり
稽古場から出て外でお喋りをする等、、、「もう関係ない」「自分さえよければそれでいい」
という態度を取られる方が結構多いように思うのですが・・・


私はこれを「許さん!」という人でして


自分も全体の流れの中の一つである


という意識を持ってもらう為に、必ず作品全部を通し稽古の段階から「観る」ということを
やって貰っていました。


これに関しては、Dansageの皆さんは本当に協力的で、皆それぞれの作品を食い入るように見入ってくれて
通し稽古毎に発表会の全体像がしっかりと形作られて行きました。
これには本当に皆さんに感謝しています。

本当に有難うございました。。。



■作品オーダー

これは頭を悩ませた物事のひとつであります。
まず最初から、オープニング(影ダンス)と2部のオープニング(幕を使ったLEGS)
発表会の最後のフィナーレ前の作品(アネチャンズ。)は発表会の輪郭を形作る為に絶対に外せない・・・
というところからオーダー作りが始まっていたので・・・

作品の熱量(?)等を考え、全体のバイオリズムのようなものを想像しグラフを書いて
こういう流れだとお客様には「あっ!」と言う間に感じてもらえるんではないか???
と、毎日音楽を聴きつつ考える日々でした。


この音楽は1部では聞きたくないなぁ・・・
と2部に移すと、今度は出演者の着替え問題が浮上したり

これも一筋縄ではいきません。


でも、全てが「コチラの事情」でオーダーを決めてしまうと流れが悪く
長く感じてしまうものになってしまうかもしれない。
だからとっても気を使いましたね。。。


雰囲気が似た作品であっても、並べると
緩やかにテンションが上がって行く流れを感じる事が出来たり
また反対に並べると相殺してしまう作品もあったり
相乗効果でお互いが元気になれることもあったり

作品の流れによって本当に全体の感じ方が変わると思うのでこれは本当に大事。。。
そして難しいですよね。

お客様に軽い足取りでお帰り頂きたかった。
それをひたすら目指しておりました。


きっとまだ何通りもあったんだと思いますが。
あのオーダーに決めた時には、そっりゃ~勇気が要りました(笑)



「帰りの笑顔が止まらない」「スキップして帰宅しました」

という感想をお客様から頂き、本当に嬉しかったですよ。。。。(涙)



■無理矢理な作品間演出をしない


今回は、作品を無理矢理繋いだりしませんでした。
しっかりと作品の始まりと終わりを作者が意図する通りに上演したいと思ったんです。
しっかりと終わりを感じてもらって、しっかりと拍手を頂こう。

それが出演者の元気の源になる訳ですし。
その拍手を頂く為に板の上に乗る・・・といっても過言ではないでしょう。
だから今回は作品間の演出はしませんでした。

お客様もお知り合いに拍手されたいですよね、きっと。




気をつけていたことはきっと他にも沢山あったはず、、、なんですが
今ざっと挙げてみたら、、、上記4つでした。


+++


主宰者としての感想。


作品に関しては、どの先生方もそれぞれの作り方があると思うし
それぞれの感性があると思うので、監修といえど変に口出しはしませんでした。


ただ、照明をあて、舞台上にのせた時に

その照明に作者としての「意図」を感じられるものと
感じられない「ただあてただけの照明」と感じたものがあったのは正直否めません。


舞台空間で作品を上演する限り
舞台空間というものをもっと勉強する必要がある



どういう空間にしたいのか。
それを技術スタッフの方々に「指示」する必要がある。
「何か変化を・・・」では甘い(私はそう思っています)

指示してイメージを「明確」に伝え
技術スタッフの方が持って来たものに対して
「そう来たか!」とそこから更に想像力を駆使してそれらを活用する・・・

そこに技術スタッフの皆さんとのコラボレーション的なやりとりを感じて楽しくなる訳です。
(ま、これもあくまで私のやり方ですが。。。)




ぼや~っとぼやけてしまって
観客に届かない空間になってしまっている・・・ということは

作者本人が何を作っているのかが分かっていないということに等しいと考えます。



『Dansageの発表会は元気になれるし、良いから観に行こ!』


全てはこのお声を頂戴出来るよう
良いものを作り続けて行けるよう
勉強していきましょう。


私も負けません(笑)



最後に、、、

Studio Dansageを盛上げてくれている皆さんへ
心から感謝申し上げます。


有難うございます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



Studio Dansage主宰・杏奈

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