一旦手放したもの

さてさてすっかり仕事馬鹿な私でございますが…(笑)
今日は、いつもやらせて頂いているモダンダンス(ホートン)について。。。


ホートンテクニックは、私が19歳になる直前の頃、渡米しニューヨークの
アルビンエイリーアメリカンダンスセンターに留学した時に学んだモダンダンスのテクニック。

詳しくは↓を・・・

*ウェブより引用*
北米のモダンダンスの主流テクニックの一つ。1930~40年代にレスター・ホートン(1906~1953)によって作り上げられたテクニックで、アメリカ原住民の舞踊、アフリカの舞踊を研究、発展させた。解剖学的に正しく調整し、最大限に体を使うことを目的として考案され、変化に富んだ音楽に合わせ大きく動くことに重点を置く。アメリカの歴史的なダンサー/振付家であるアルビン・エイリー(1931~1989)の数々の作品で、ホートン・テクニックが使われている。


当時はこの大きく身体を使うテクニックが大好きで
朝10時半からのアナマリー・フォーサイス先生のレベル4クラスを
週三回受けるのを楽しみにしていました。

先生の温かくて気さくなお人柄に惹かれたことも勿論ありますが
やはりこのホートン独特の「今、私、踊ってます!」と実感出来るダンスに
完全に魅せられていたのだと思います。




そして時は流れ・・・


いつの間にか日本(大阪)に帰国し
ダンスの指導を始め、創作活動を行うようになりました。

より面白いもの、面白い動きを探求していく中で「インプロビゼーション」に没頭するようになり
既存のテクニックで固められた頭や身体では新しいものは生まれないと判断
一旦、プロパーテクニックを全て手放すことを決意


自分自身の身体を解体、進化させるべく、細分化して
より小さな部位を意識して踊る事が出来るように

そんな公民館で修行の日々。


ホートンテクニックは勿論、バレエのお稽古も、しない日々でした。
あ、でもリリーステクニックは受けてたかな・・・(笑)



そして関東に拠点を移して長い年月が経ち、いつの間にか四谷三丁目にスタジオをオープンし
我武者らに運営し、そして初めての発表会を終えた頃。。。


ふと会員の皆様の「身体を鍛えたい」との声を聞き



モダンダンス、、、ホートン復活出来るかしら、、、とある日ふと思ったのである

一回やってみるかっ!と、一回限定特別クラスという形で実施することになった
クラス開催までの数日、ホートンのビデオを見返して記憶を呼び起こす作業を


またこのビデオに若き日の自分も出演してたりするもんだから・・・
恥ずかしいのなんの、笑えるのなんの(笑)
最初の数回は、ビデオに写る先生や同期のクラスメートの姿に

「や~んフォーサイス先生!」とか
「ギエルモー!!」とか

すっかり同窓会気分で、勉強になりませんでした・・・(笑)


ま、そんなこんなありつつ特別クラス開催
あり得ないくらい、大きく身体を使う動き
身体全体のラインを駆使して挑むバランス等

兎に角身体全体を使うテクニックにレギュラー化を求む声もあがり

ホートンベースクラスをレギュラーにすることになった訳です。

それは、私の身体にとってのホートンテクニック復活・・・ともなった訳ですな。


いやしかし。
やはり大きく身体全体を使う動きはそれはそれは気持ちがよい。

マイ人生で二度目のホートンブームと言っても過言でない。


あの時、新しいモノを手に入れるためには既存のダンステクニックで固められた頭では駄目だったと思う
だから手放して正解だった・・・あれは絶対に通らねばならない通過点であったと思う
身体に対しての視野が確実に広がったし
体感も確実に変わった
身体に対しての考え方も変わった
絶対に必要な通過点


今、手放したものをもう一度手にしている訳だけど・・・


今、思うのは


あの時、手放したけれど
本当に心底身体が忘れてしまっていた訳ではなかった・・・ということ

染み付いたテクニックは、身体の記憶の奥底にしっかりと根を生やしていてくれた

寧ろ「今」の感性で組み立てるホートンテクニック特有のフォルムは
昔の自分では考え出せなかったのではないのかな・・・とさえ思う

かなり「今現在」の私の感性がミックスされてしまっているので
正式なホートンテクニックではなく

あくまで「ホートンベース」と言わざるを得ないと思いますが・・・


過去に取得したテクニックと今現在の感性が融合して
今、とっても面白いムーヴメントが作れているんぢゃ~ない???
なんて自画自賛もいいところ(笑)

毎回相当楽しませて頂いております。。。



なんでもずっと受けてくださっている方は

『モダンクラス開設当初から比べると・・・相当レベルアップしてます』

・・・と仰っておられ。
傍目からみるとトンデモナイことをしているように見えるのだそうで。

もう少し落ち着いてやっていかなければなぁ・・・と思ったりしている。


このテクニックの凄いところは今世間でブームともなっている「骨盤」を非常に使うということ
骨盤が動きのベースになっていることが多く
身体の角度なども骨盤の動きが中心になって形作られることが多い


だから慢性の腰痛を持っている人達が軒並み

「痛くない!解れる!」と、我がスタジオでは評判になっている。

最近ブームな「骨盤」・・・
むむむ。いっそこの骨盤ブームにのっかるかい?(笑)


骨盤モダンダンス・・・てな感じで。あっはっは!


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